インフィニティーのWEBページへようこそ

スタッフ バイク  その1 フレーム編

2023年07月12日更新

「スタッフが実際に買ってみた商品」シリーズ

興味を持っていただける方がどれだけいるか分かりませんが、

スタッフが自転車を新しくするので、 商品の紹介と、組付けの作業などを数回に分けて紹介させていただきます。

・「GHISALLO GE-110」エンデュランスロード

価格:253,000円(税込) サイズ:XS

【特徴】
・とても軽量、フレーム重量は850gカタログ値 (小物無し実測値838g)
・タイヤは32Cまで対応
・ハンドル・ステム・シートポストが付属(それぞれカーボン)
・ハンドル回りはフル内装

内装部分が多いので基本的にはDi2との組み合わせがオススメです
個人的には105Di2等+105カーボンホイールで組めば完璧だと思います。

常時取り扱いブランドではない為、取り寄せや注文の場合、
基本的には当店でのコンポ購入+組み立てを条件とさせていただいております。

今回のコンセプトは
「らくに楽しく乗れる事」と、毎度の事ですが「新しい物に挑戦」
の為、普段扱っていないブランドにしました。(過去に在庫していた時期もあります。)

過去の経験とカタログスペックだけを元にでかなり悩んで決めましたが
一番の決め手はジオメトリー、XXS~Sサイズにおいても無理に小さくした感じでは無く、日本メーカーらしい自然な感じがします。(あくまで感じです)

梱包の感じや、実際の重量、精度も良く、
またヘッド、BBから見える内部の成型がとてもきれいです。
マニアックかもしれませんが、品質の良さが見えるポイントです。

ちなみにハンドルは260g(実測としては優秀)
シートポストは175g(割と軽量です)でした。

 

・「ガラスコーティング」

当店で購入いただいた自転車に関しては、ガラスコーティングを施工する事が可能です。

使用するのは自転車専用ガラスコーティングとして有名な「クレストヨンド」さんのガラスコーティング剤です。

クレストヨンドHP → https://4-crest.com/service-coating.html

予算は組み合わせや自転車の状態によりますが2~3万円前後となります。

今回スタッフのバイクに施工したのは、
「マシンポリッシュ加工+ガラスの鎧+カミナリの鎧」

下地処理としてポリッシュ加工をするのは新車でも細かな傷がある為です、艶やかかさを出したいのであればとても大事です。

ただ艶消しの場合、”磨き”は基本的にできません。
一般的な下地処理のみとなります。

(一般的な下地処理は料金に含まれますが、マシンポリッシュはオプションになります。)

 

新品でも細かな傷や、くすみがあるので磨いていきます。(写真中央部に擦れ跡があります↓)

修正前

修正後

下地処理により新車の状態を良くし、
さらにコーティングをすることによって汚れや傷が付きにくくなる為、
新車の状態を維持しやすくなります。

1層目の「ガラスの鎧」はガラス成分の純度がとても高く、塗膜も厚めです。
キズが付きにくくなり、艶が出やすいです。
見た目は”テカテカ”、手触りはガラスの”キュ”といった感じです。

2層目の「カミナリの鎧」は3月に新しく出たコーティングで
帯電防止効果があり、空気抵抗の低減やホコリのつきにくさが向上し
光沢感と撥水効果が極めて高いのが特徴です。
見た目は”ピカピカ”、手触りは”つるっ”といった感じで少し滑らかになります。

 

・その他 作業

お客様のバイク同様に、フレーム内部のバリの処理、ネジ部のタップ掛け、部品取り付け部分の塗装被り等の処理をしていきます。

精度や問題は個体差がある為、それぞれの個体に合わせて様々な工具を使用して修正していきます。

当店組み立てのバイクは全数チェックしております。

 

加工前

加工後

今回のフレームは品質も良いので、加工なしでも組み立て可能ですが、ブレーキ台座の塗装被りを整えています。

ブレーキを真っすぐに取り付ける事ができるので、クリアランスが確保しやすくなり”擦れ”などのトラブルが少なくなります。

 

ホイール編に続きます。