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スタッフ バイク  その2 ホイール編

2023年07月22日更新

スタッフが自転車を新しくするので、 商品の紹介と、組付けの作業などを数回に分けて紹介させていただきます。

前回の内容はこちらから→  スタッフ バイク  その1 フレーム編

今回はホイールにまつわる商品の紹介です。

MAVIC COSMIC SLR 32 DISC

価格:297,000円(税込)

【特徴】
・1390 gと軽量。(カタログ値)
・リムテープ不要でチューブレスが使用可能 (軽量・トラブルが減る・交換費用削減)
・NACAプロファイルリム(翼断面)により空気抵抗が少ない
・ワイドリムなので28Cが自然につきます。(推奨タイヤサイズは25~32 mm)

 

箱から取り出し、振れやセンターのチェック、

エアロスポークの向きの修正、

グリスの状態の確認などを行っていきます。

走行していると状態も変化してきます。
定期点検などでも状態はチェックしておりますが、
気になる点がありましたらご相談ください。

 

個人的にMAVICの特徴と感じるのは、

ヨーロッパ生産ならではの堅実で耐久性のあるつくりと

カタログの仕様には表れない、走りの軽さかと思います。

いろいろとホイールを試してきましたが、トラブルの少なさと堅実性から マヴィックに落ち着いています。

今までのホイールから比べると250g以上軽くなっているので走るのが楽しみです。

 

Panaracer  AGILEST DURO  価格:8,800円(税込)

【特徴】
・日本製
・比較的手頃な価格
・ 軽量かつ耐パンク重視

今回選んだ理由は、スキンサイドである事、日本メーカーは油膜が少ないので後記のシーラントとの相性がよさそうというという点です。

チューブレスタイヤの場合スキンサイドの物が少なかったのですが、最近増えてきました。

今まで25Cでしたが、やっと28Cに変更、軽量・加速重視から快適性重視になりました。

今回の組み合わせでは最大空気圧は6BAR、体重が100kg程度ある方は最大空気圧が必要かもしれませんが、

個人的には快適性重視の為、4BAR前後で運用していく予定です。

チューブレスのタイヤは少し手間な面もありますが、正しく理解し運用すればとても快適性の高いシステムになります。

分からない点がありましたら、いつでもご相談ください。

 

(右)MAKUHAL(マクハル)137ml 1650円 

(左)TUBELESSCUE(チューブレスキュー)19800円

・「MAKUHAL + TUBELESSCUE」

チューブレスレディをチューブレスのようにしてしてくれるシーラント剤
と、タイヤを外さず修理できるパンク修理キットです。

今更かもしれませんが、
とても良くできた商品だと思っていた為、導入してみました。

特徴
・タイヤ(特に外周)が軽くなる。
 シーラント使用量は公式でタイヤ1本当たり16ml
 シーラントの種類や量によっては前後で100g近く変わると方もいるかと思います。
・ホイールバランスが取りやすくなる。(オプション)
 ディープホイールなどは重量バランスのずれが多い為、効果は大きいです。
・チューブ交換時のべた付きが少ない。
 いざと言う時にチューブ交換がしやすくなります。
・しっかり直すこと事ができれば長期間使用可能。
 パンクによるタイヤ交換の回数が減れば、元を取ることも可能だと思います。
 また修理できるという安心が手に入るという事は大きいと感じます。

 

施工には念入りなタイヤの脱脂が必要なため、初回の作業は難作業扱いとなり工賃が少し上がります。

メーカーHP↓  マクハルとチューブレスキュー、セットでの導入がオススメです。

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・「タクリーノ ホイールバランスシステム」
予算は4,000~5,000円程度

特徴
・ホイールの重量バランスを取る事ができます。
・足回りの安定感が増し、コントロールしやすくなります。
・ディープホイール等は特に分かりやすいです。

あくまで感覚ですが、路面に吸い付くような感覚です。
一度取り外したときに、違和感があり差を感じました。

何年も前から、受け付けている作業ですが、チューブレスの普及により件数が減りました。
ただ、精度は落ちますが、チューブレスレディのホイールでも可能です。(自身で試していました)

しっかりという方は、MAKUHAL(マクハル)との組み合わせで精度はかなり良くなります。
もしくは、クリンチャーの方やチューブラーの方は問題なくバランスをとる事が可能な為、
クリンチャー運用に変更された際に作業するも良いかもしれません。
繊細な方であれば感じていただけるはず…。

ちなみに今回は、片側平均4g程度の重量増でした。
これ以上バランスがずれているホイールは差がわかりやすいと思います。

興味がありましたら、過去の記事をどうぞ。→ こちら